実は私、軽ーく気象オタクが入ってて、自宅に気象ステーション(温度、湿度、気圧、風向、風速などが測れるセンサー群のこと)を設置したいとズーーっと思っていたのでした。Home Assistant(HA)を始めてからも、HAに気象ステーションがつながると嬉しいんだけどなぁー、と思い、探し続けてました。特に私の家は南の風をモロに受ける立地なので、風が強いと洗濯物が飛ばされたりするのでした。なので、気象ステーションを設置すると家人にも喜ばれる(かもしれない)のでした。また夏のオーニングも風が強くなってくるとしまう必要があるのです。

まあ温度や湿度だけだったらSiwtchbotの防水温湿度計を外に置いておくだけなので、すでに設置してあります。が、それだけだと物足りず、やっぱり気圧やら風向やら風速なんか測りたいのでした。Amazonで探すとクルクル回る風速計と矢印のついた羽の風向計や雨量計などがセットになったもので4万円弱。これでも良いのですが問題は室内へのデータ転送なのです。太陽電池とバッテリーが内蔵されていてWifi通信できるワイヤレスなものもあるようなのですが*1、ソーラーポストで電欠した経験から信頼できないのでした。また多くの場合、専用の液晶ダッシュボードが付いているのですが、HAに繋ぐ前提の私の場合、専用ダッシュボードは不要であって、かえって邪魔なのでした。またAliexpressとかで探すと安いものの多くはABS樹脂なので耐候性/耐久性が気になります。
結局Ecowitt社製の気象ステーションに決めました。Ecowitt社のものは色々と種類があるのですが、多くの場合430MHzとかのWifiではない無線で宅内のダッシュボードにデータを飛ばし、ダッシュボードからWifiに接続するというものです。この無線方式だと日本では多分使えないので、宅内へはRS485の有線でデータ転送するWN90LPというマイナーな機種にしました。広く使われているWS90とデータ転送方式は違うのですが、計測するデータは同じと思われます。このWS90もWN90LPも超音波方式の風向風速計なので機械式よりも信頼性があると考えました。また本体はASA樹脂製でABSより耐候性があるとされています。WN90LPにはダッシュボードは付属していません。電源はRS485とは別に12Vが必要です。本体はAliexpressからも買うことができたのですが、鳥除けオプションも購入することからEcowitt社のホームページから購入してトータルで4万円弱でした。
WN90LP RS485 Electronic Weather Station with Modbus Protocolshop.ecowitt.com
WN90LPは25mm径のパイプに合うようになっているのでステンレスのパイプをホームセンターで購入し、屋外用のEthernetケーブルをバラしてRS485のA/B信号線と12Vの電源をWN90LPに繋いでいます。ケーブルはエアコンのダクト穴を通して家の中に入れています。WN90LPにはRS485をUSBに変換するアダプタが付属しているので、そのままHAを走らせているminiPCに接続しました。設置に関してChatGPTに色々と相談したのですが、雷サージが発生するとminiPCに被害が及ぶ可能性があると脅すのです。付属のRS485-USB変換アダプターはAmazonで調べたら599円の安物と同じだったので、サージ対策がされている変換アダプターに変えました。WS90LPは冬の零下になるとヒーターが作動して付着した氷を溶かすようになっています。これ時12Wほど消費するのと24時間365日稼働するので、それなりの電源を用意する必要があります。ヒーターが作動しなければ電気はほとんど食いません。
外部電源がなくても内蔵の太陽電池とバッテリー(おそらくスーパーキャパシタ)、さらにバッテリーが空になった時用の非常用電池(充電式でないリチウム電池推奨)でも動作するようです。ただしこの場合、氷点下のヒーターは動作しません。私の場合、どうせRS485の線を引く必要があるので外部電源としました。
WN90LPは、温度、湿度、風向、風速、気圧、光量、UV、雨量が計れます。雨量に関しては、上面に振動センサーがあって雨粒が当たる振動で計測しているのですが、SNSとかで見るとあまり信頼できないようです。
これでHAの新しいネタができたので、しばらくはダッシュボードを作ったりして遊べそうです。私の場合、別途RG-9の雨センサーがあるので、WN90LPの雨センサーと比較すると面白いかもしれません。
*1:気象センサーから専用ダッシュボードまでがWifiでない無線で、ダッシュボードがWifiを喋るというものもあるので注意。

