以前、以下のblogで簡易UPSとして使っているEcoflowのDC12V出力でWifiアクセスポイントやらイーサネットスイッチやらを直接給電すれば省エネになるのでは、とお話しましたが、今回はやってみた結果です。
まずはEcoflow(River2)の出力の確認から始めました。オシロで確認すると、AC100V入力が切れると何故かスパイクが発生するのが確認できました。これが原因で誤動作するのはいただけないので対策しないといけません。電圧は12.7Vと少し高めですが何とかなるでしょう。スパイクを(ついでの他のノイズも)消すためにオーディオ用のノイズフィルターを通すことにしました。少し高価ですが安心の日本製のものにしました。全部で50-60W必要になるので、安全を見てこれを2個使います。
ケースはシールドを考えると金属製のものが望ましいと考えてアマゾンを探したのですが、結構高い!色々と探した結果、100円ショップで売っている最近の流行りのキャンプ用のメスティン(アルミ製)が大きさ的にもちょうど良く、これにフィルター2個を納めることとしました。これが出来上がった写真です。

メスティンの取手は不要なので取り外してあります。右側の線が入力、左側が出力です。もう少し太い配線の方がよかったかもしれませんが、Ecoflowの出力が高めなのでこれで丁度になれば良いな、程度に考えました(適当です!)。内部はお見せできるような状態ではないので、写真はありません。

これを午前9時すぎに設置して電源を切り替えました。無事動作を確認しました。切り替え時のスパイクも取れているみたいです。でも、あれれ?なんか思ったのと違う!どうもDC12V出力はパススルーになっていないみたいです。上のグラフはその前後のRiver2へのAC100V入力の変化です。これではバッテリーへの充放電を繰り返してしまい、バッテリーの寿命が短くなってしまいます。何よりも目的だった省エネとは逆の結果です。うーん、せっかく正月休みに頑張って作ったのに悲しい。結局、元に戻すことになりました。現在Ecoflowに問い合わせ中ですが、新しいRiver3とかだと12Vはパススルーになってるんでしょうか?
いいアイディアと思ったんだけどなぁ。どこかに12Vがパススルーで出せるリン酸鉄のポータブルバッテリーはないかと探してみましたが、今のところ高い(2万円!)か、危ないリチウムイオンのものしか見当たりません。ないのなら自分で作れば良いのでは、と考えましたが、リン酸鉄バッテリーとその充電器、パススルー回路、DC-DCコンバーター、それらを納める見栄えのするケース等々が必要で、簡単なようでそれほど簡単ではないです。あるいはType-C出力のあるポータブル電源をトリガーして12Vを取り出す方法も考えられますが、この周りくどい方法で省エネになるんでしょうか?監視カメラ用を謳った12V出力のUPSはいくつか見つかるので、リン酸鉄のを作ればそれなりに需要はあると思うんですけどねぇ。
作ったものは無駄になってしまいましたが、万が一電源アダプターが壊れた時の代用となるので、まあヨシとしましょう...ということで次回に続く、かもしれません。